楽園のようなガラパゴス諸島だが、すぐにでも改善しなければならない問題もたくさんある。
ガラパゴス諸島の陸生動物はハ虫類しかいない、などと言われることもあり、実際海生のアシカなんかを除けば島固有種としては確かにそうかもしれないが、実際は哺乳類もいる。
それは入植者が持ち込んだからだ。
ブタ、ヤギ、犬、猫、ネズミ、植物など。こういった外来種は当然のように生態系をつぶしていく。
ブタにゾウガメやイグアナの卵が食われ深刻な被害をもたらしている。
最近では病原菌なども持ち込まれたりしている。
保護側も手をこまねいて見ているわけでは無く、外来種駆逐について徐々に成果をあげてはいるが、姿を取り戻すには遠い状況だ。