ロストワールド★ガラパゴス諸島

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チャールズ・ダーウィンが測量船ビーグル号に乗船し進化論の着想を得ることになった航海でこの島に訪れていることは有名である。
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ロストワールド★ガラパゴス諸島
ダーウィンの進化論
進化論のヒント

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チャールズ・ダーウィンが測量船ビーグル号に乗船し進化論の着想を得ることになった航海でこの島に訪れていることは有名である。

ダーウィンは航海の後半、1835年9月から10月まで一ヶ月間滞在した。その間ビーグル号は諸島の地理調査を精密に行った。

当時の記録は、『ビーグル号航海記』で読むことが出来る。ガラパゴスの島々で観察した動物相は、南米での調査の経験と共に、進化論のヒントとなった。

航海でもっとも印象に残ったことの一つとして、ガラパゴス諸島の動植物が南米のものによく似ていることを挙げている。

イギリスに帰国後、生物の種とは当時信じられていたように不変な物ではなく、変化しうるのではないかと考えるようになった。

島には1964年にチャールズ・ダーウィン研究所が開設され、現在でも野生生物の保護・調査に当たっている。

このような経過から、特に変わった生物相を持つ島嶼のことを「○○のガラパゴス」と呼ぶことがある。

日本では琉球列島や小笠原諸島がそう呼ばれるが、琉球列島はかつて陸続きで、そこから侵入した生物相が元になっている。

その点、海洋島へ漂着した生物を起源とするガラパゴスとは性格が異なる。

その意味では小笠原の方がその名にふさわしいと言える。


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